195団体23000人が参加する、さんさ踊りですが、私が子供の頃はここまで大きなイベントではありませんでした。
しかし、小学校の頃には体育の授業にさんさ踊りの練習が組み込まれていたことを考えると「市民総参加型祭り」計画はすでに始まっていたのかもしれません。
何せ大人になる頃には、皆、多種多様なさんさ踊りを踊れるようになっているので(笑)
祭りは3日間も続き、参加グループ毎に浴衣も揃えるので、とても華やかになります。
「やっこらしょいのやっせー」
と太鼓や笛の鳴り物隊を先頭に100人単位で踊りながら行進するのですが、毎年目を引くのが自衛隊の皆さんの「さんさ」です。
自衛隊の皆さんにとあ、「さんさ踊り」も任務ですから、振りを覚えてしっかり、きっちり踊ってくるます。まるで「隙」がありません。「間(ま)」がないのです。
私達の踊りとの違いはここにあります。
以前表現するには、間で語れみたいなことを書きましたが、自衛隊の皆さんの踊りに間などあってはなりません。
間があったら、入り込まれてしまいます。
国防を担う自衛官の皆様に間があってはいけませんよね。隙を見せれば敵にやられます。
隊を崩さず、献身的に踊る姿に、私は涙ぐんでしまいます。そこにあるのは、無私無欲だなあと感じるからです。
隙を見せたり、間を活用できるのは、平和だからだよなあと感謝せずにはいられません。