クリスマスとお正月の質量
さて年末ですね!皆さんはクリスマスとお正月、どちらが大切ですか? 究極の選択ならどちらを選びますか?
今日ベランダ掃除をしていた私は片づけを早々に、椅子にドッカリ座って、今までのクリスマスとお正月の重み(=質量)を考えてみました。
【10代】クリスマス≦お正月 クリスマスは友達とプレゼント交換する行事という認識で、子供のころ小さなツリーが飾られた、我が家ではケーキを食べるだけ。一人っ子で両親共働きなので、帰宅を待ちきれず、一人でホールケーキのイチゴを全部食べていた。両親はイチゴなしのショートケーキを食べるという…。家族で一緒に過ごすのはやはりお正月。
【20代】クリスマス≧お正月 東京で一人暮らしをしており、クリスマスはとにかく「ぼっち」ではいけないという強迫観念があり、この時期ひたすら飲み会に行ってました。彼氏がいる時は、一緒にデートしてイルミネーションにお出かけし(今も変わらないね。皆クリスマスイルミネーションに集う集う!)、バブルの頃の東京は、華やかで、美しくて、ユーミンやサザンや山下達郎を聞きながら、私の眼までキラキラしてました。それに比べて、実家に帰省してからのかったるさと言ったら…。クリスマスがあんなに洗練されて美しいのに、なんで正月は鏡もちにみかん乗っかっているだけなんだろう、泣ける!とかぼやいてました。(笑)
【30代】クリスマス≦お正月 結婚して子供が生まれてからは、「クリスマス=サンタさん」で、サンタさんになりすましたプレゼントを買ったり、子供の友達のクリスマスパーティにお呼ばれして過ごしました。年末は実家に帰省するので、やはりお正月がメイン。
【40代】クリスマス≧お正月 子供達が成長したので、ディズニーランドのクリスマスやら、イルミネーションを見に行きたいやら、乞われるままに出かけていき、クリスマスの方がイベントして重みがあったと思います。お正月は帰省するから、実家の父のための家族行事のような感じに。
【50代】リスマス≦お正月 自分の中で、お正月の方が重みを増しました。それは母からのおせち料理やら、お雑煮を子供達に覚えてほしいという気持ちが芽生えてきたからです。クリスマスはやれ、パエリアだ、ステーキだ、カルパッチョにフルーツポンチシャワー等テレビやネットで見た楽し気な料理を真似っこして作って食べますが、50代半ばになるとなんとなく、「家族の伝統」なんて言葉にくすぐられるようになり、家族の少ない私は、母の味を子供達に伝えたいと思うようになりました。
【まさに今】の私は、料理もだけど、お皿と盛り付けに凝っています。食器の魔力ってすごくて、食器で気分も味も変わるから不思議です。誰かに料理を作ってあげるってすごい愛だと思う今日この頃…。
皆さんも素敵なクリスマスとお正月をお過ごしくださいね!
こんなことを考えていたら、強風でベランダの鉢植えやらは、また隅っこまで吹かれていきました。まあいいや!